野の花会について
~設立目的・基本理念・基本方針~
はじめに
わたしたちは長年、枚方市にて障害福祉の仕事に携わり、様々な障害のある方々と関わる機会を多く持たせていただいて参りました。
その中で、たくさんの学びや気づきがありました。
1.障害のある人の意思を引き出すことの大切さ
2.障害のある人をはじめとし、家族、兄弟姉妹、制度の狭間で行き場のない人、支援者等、障害や世代を超えて語り合うことの大切さ
3.市民に障害のある人への理解を広げ、社会とつながることの大切さ
これら3つの気づきを基本として、今までの支援が「障害」という視点からであったことを反省し、
市民のひとりとして障害を捉え、支援していきたい、という願いを持つようになりました。
また、障害のある人が受けてきた多くの差別は、障害に対する無理解が原因であることを痛感する中で、障害や世代を超えた交流の場、理解しあえる場を作りたい、そして、その中で共生社会の実現にむけて考え合う関係を構築したい、という思いからこの度、法人を立ち上げました。
設立目的
障害のある人もない人もすべての人々が地域で平等に暮らす社会を実現するため、
すべての人が共に働く場、交流できる場等の居場所を作ることを目的とした事業を行うため、
2020年10月に一般社団法人『野の花会』を設立いたしました。
設立理念
障害のある人もない人もすべての人々が地域の中で支え合い、つながり合える社会を目指します
基本方針
1.障害のある人の意思および人格を尊重し、利用者主体の支援を行います
2.障害のある人が自ら意思決定できるように必要な情報をわかりやすく工夫し、提供します
3.それぞれの人なりに自分らしく働くための環境を整備します
4.障害のある人が地域でその人らしく生きていくために社会資源の確保および関係機関との連携を
図ります
5.障害のある人をはじめ、その家族、引きこもりや制度の狭間で居場所のない人、児童、介護者、
支援者等、障害や世代を超えた市民の様々な思いを語り合う心地よい居場所を作ります
6.市民に障害のある人への理解を広めます
また、誰もが同じように人として認められ、尊重し、支え合う共生社会の実現について、
さまざまな取り組みを通してともに考え支え合う関係を作ります